開催目的
- チェスナットリーグ創設25周年目を迎え、将来の国際交流等を見据え、安心・安全にできるフットボールファンダメンタルの習得及びタックルフットボールの研究やチーム間交流を目的とする。
- フェアプレー精神とリーダーシップの養成を図る。
- チーム間の垣根を越えて、交流を図る。
実施要綱
- 主催 : チェスナットリーグ本部
- 協力 : 立命館大学 体育会アメリカンフットボール部 PANTHERS
- 2012年10月13日(土)〜14日(日)
- 立命館大学BKCキャンパス グリーンフィールド
- エポック21立命(BKCキャンパス内)
実施参加人数
- 選手 : 参加合計人数 31名
(小5→2名、小6→16名、中1→14名)
- コーチ・スタッフ : 参加合計人数 13名
- チェスナットリーグ本部 : 参加合計人数 4名
- コーチ紹介
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【 Field Clinic Day 1 】
立命館大学 OBコーチ
奥野 修平氏、真田 浩平氏、松平 将崇氏、谷越 惇弘氏、藤井 功輔氏
【 Field Clinic Day 2 】
立命館大学 コーチ Earle Mosley 氏
猪野 祥太氏、藤井 敬士氏、北野 太一氏、田中 彰人氏、山本 拓也氏
【 Meeting 講話 】
立命館大学 監督 米倉 輝氏
今回のクリニックは立命館大学アメリカンフットボール部の全面協力により、開催致しました。
- クリニック内容(1日目 フィールドクリニック)
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- Stretch & Warming Up
- Fundamental ( Stance, Agility, Step, Rip, Swim )
- Form Tackle ( Hit, Pack, Lift, Drive )
- Fummy Tackling
各パート20分〜30分かけて少人数パート(5グループ)に分けてクリニックを行いました。
- クリニック内容(2日目 フィールドクリニック)
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- Tackling Fundamental(50分), Stance, Pad hit
- Circuit Traning (ロープドリル、M字ラン、ラダードリル、ハンドヒット、スラロームラン)(50分)
- Core training リレー
- クリニック内容(ミーティング)
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グループ毎に2つのテーマに沿って話合いを行い、グループ発表まで行いました。
各グループにはサポート役として、チェスナットの各コーチについて頂きました。(50分)
ミーティングには立命館大学アメフト部監督 米倉 輝氏よりチェスナットメンバーに向けて講演を頂きました。
ミーティング終了後には、コーチミーティングを行い、千里ファイティングビーの三井氏を中心に「良き審判とは?」というテーマでミーティングを行いました。
- その他プログラム
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- 食事についてはPANTHERSが、普段食されているアスリート食を3食頂きました。
- フェアプレー宣言 賞状を各プレーヤーに渡し、フェアプレー宣言をして頂きました。
- 所属の違うチーム同志で集団行動を行い、時間厳守、挨拶の徹底を指導しました。
- アンケート(選手用)
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- (1)このクリニックで面白かった点。
- タックル(ダミーに)したこと(21人)、他のチームと友達になれた(3人)、普段と違う練習ができた(2名)、
コーチがわかりやすかった(2名)、全部楽しかった(1名) etc・・・
- (2)このクリニックで難しかった点。
- タックルの方法(9名)、タックルで相手を持上げる(5名)、スタンスの作り方(4名)、ラダー練習、英語が聞き取れなかった(各1名) etc・・・
- (3)タックルが怖いと感じましたか?
- はい→ 2名、 いいえ→ 29名 ※怖い理由は突っ込んでいくところ(2名)
- (4)次回に習ってみたい技術
- 上手なタックルの方法(6名)、上手なパスとキャッチの方法(8名)、カットバック(5名)、スナップ、フィールドゴール(各1名)、実践でのタックル、ブロッキング、スクリメージ etc・・・
- (5)フットボールして(クリニックで)良かった点
- 学校以外の友達ができた(14名)、勝った時がうれしい(5名)、米倉監督、モーズリーコーチに教えてもらえた事(2名)、タックルを習った事(1名)、ほめられた(1名)、良いプレーができた時(1名) etc・・・
- (6)フットボールをして辛かった点
- 厳しい練習(走りこみ)(6名)、怒られた時(4名)、痛い怪我をする(2名)、プレーが上手くいかない(2名)、
暑い時に防具をつける(1名)、食事がつらい(1名)、なし(2名)
- (7)どれくらいグループディスカッションに参加した?
- 0〜25%(3名)、25%から50%(4名)、50%〜75%(13名)、75%〜100%(11名)、100%以上(1名)
- (8)今回のクリニックの満足度
- 0〜25%(0名)、25%から50%(1名)、50%〜75%(1名)、75%〜100%(20名)、100%以上(9名)
※みんなで1つになれたとの意見も。
- アンケート(コーチ用)(一部抜粋)
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- (1)クリニック全体は満足して頂けましたか?
- コーチ間の意見交換が出来、非常に有意義であった。
コーチとして、また保護者として子供達の交流としても大きな価値がありました。
定期的な開催をお願いしたい。夜のミーティングでは普段聞けないようなお話があり、自分の成長にもなった。
- (2)フィールドクリニックについて
- 立命館コーチ陣の熱意ある指導が勉強になった。モーズリーコーチのクリニックは非常によかった。
ゲーム的な要素を含めばもっとよくなる。
子供達にはとてもインパクトのある内容だった。
- (3)グループディスカッションについて
- 米倉監督に話を聞けたことで大変参考になった。
他チームのコーチ間の親睦を深めることができたよかった。
子供達の意見を引き出すのは難しかった。
自主性を引き出し、子供達だけで進行していき素晴らしかった。
- (4)クリニックに参加してよかった点
- チームの垣根を越えて、チーム間の交流が図れて良かった。
ポップワーナーの基本的スタンスを理解できてよかった。参考にしたい。
年代を合わすことで今後のアメフトでの繋がりをより強めることができ、子供達にとっては財産になった。
- (5)クリニックで改善をした方がよいと思われた点
- ほぼ完璧なクリニックでした。
タックルの印象や参加制限等で窓口が狭かった。
立命館のコーチと話ができる時間があればよかった。
各チームのコーチとグランドでのディスカッションがたくさん行われたので、タックルの基本は何度も続ける必要があると感じた。
グループディスカッションの時間がもう少しあればよかった。
報告者 : チェスナットリーグ本部 池野 伸
チェスナットリーグ本部
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