第39話
久保田 薫 アメフト マンダラ
其の２ ビル ウォルシュいよいよＮＦＬヘッドコーチに(９)
モンタナは引退後来日し約束通り京都観光もし京都の和食も楽しんだ、だが一番驚いていたのは京都の祇園の狭い道を巧みに運転するタクシードライバーの運転技術に感心しどうしであった、もちろんカミカゼ ドライバー？と聞くのも忘れなかった。（写真・１９）
２００２年８月４日大阪ドームで４９ｅｒｓとレッドスキンズの対戦するアメリカン ボウルが開催されたが、この試合のテレビ解説をすることになりゲストの大相撲を引退されタレントとして活躍されていた舞の海氏、漫才コンビのアメリカ ザリガニの人達と取材の為４９ｅｒｓのキャンプ地を訪問することになった。 その時に既に現場から引退し顧問として４９ｅｒｓに籍を置いていたウォルシュと久しぶりに再会した、病気がちで病院に通う毎日だと言っていたがそれが最後になった。
ちなみに最後になりましたが、運命のいたずらでウォルシュの元に来なかったスティーヴ フラーは１９７９年カンサスシティ チーフスにドラフト１巡目で指名された最初のシーズンはルーキーとしてはまずまずの１２試合に先発しパスで１，４８４ヤード獲得し、翌年の１９８０年には自己ベストの２，２５０ヤードを獲得し期待されたがそれ以降はパッとせず、８３年にはロサンゼルス ラムズにトレードされたが一度もボールを握ることはなく、翌８４年にシカゴ ベアーズにトレ−ドされ８６年まで在籍したが殆ど起用されることもなく、モンタナのようにスポットライトを浴びることもなくフィールドから去っていった。
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